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【福岡県】堀川用水

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(大石用水・堀川用水の歴史探訪)
疏水の概要
■疏水の所在
山田井堰は、朝倉町大字山田に所在し、筑後川の川幅を広い面積の石畳で斜めにせき止めた「傾斜堰床式石張堰」で、筑後川の水を堀川に、より大量に導流させるための築造物。
堀川は、農業用水路で本線約12Kmに及ぶ。この用水は、朝倉町及び甘木市の一部の約660ha(関係農家約1,250戸〉の水田を潤し、朝倉の水田の約51%が恩恵を受けています。

■所在地域の概要
朝倉町は、福岡県の南東に位置し、福岡市の中心部から40Kmの地にあり、山と川と田甫とが有機的に構成されている純農村地帯です。
また、史跡や伝説が多く残っており、特に、西暦661年には斉明天皇が百済救援のため、この地に宮居を移され本営となった「朝倉橘広庭宮」があったところなどは有名で、その他にも歴史的遺産の多い町です。
町の面積は、約34Ku、人口は、1万人余りの小さな町ですが、環境に恵まれ緑と夢が多い健康の町です。

■疏水の概要・特徴
@山田井堰は、歴史的に古く筑後川3大井堰の一つで「石畳堰」は全国的に類を見ない貴重な遺産で、優れた特徴をもっています。
その一つは、筑後川の激流、水量、水圧等難かしい課題が多い申、石で斜めにせき止めてこの課題を解決し、取水口まで導流を容易にしています。
二つ目は、巨石を使用して石畳を広くとり、堰を下流に向かい緩やかな斜面としているため、水圧がかかりにくく、自然の流れを呈しています。
三つ目は、舟通しと魚道及び砂利吐きを設けています。
このように、堰の構造と機能は、今の土木技術の高さに勝るとも劣らないものですが、人工でありながら水量が多いときも少ないときも「自然に出来たダム」のような表情をしており、今、求められている環境と自然とに調和した堰を、先人たちは考えて築造したのだろうか。
先人に思いを馳せながら「山田井堰」の前に立ち、眺めていると何度見ても飽きることのない不思議さがあります。
A堀川用水は、堀川に架かる水車群を含めて、朝倉町の先人たちが幾多の困難を乗り越えて、潅概治水に傾注してきた知恵の集積が、堰と川と水車とを創造し見事な築造物をつくりあげました。
今日まで水田を潤してきた築造物は、地域住民と共に生きてきましたが、これからも変わることはないでしょう。
B切貫水門は、取水口の岩盤をノミで割り貫いた水門。水の中で難工事だったといわれていますが、完成して水流は速く水量も多くなりました。
C水車(三連水車1基、二連水車2基)は、堀川用水路から水面より高い水田を潤すために設置された位置及び構造等が考案されたもので、すでに215年が経過していますが、なお現役として稼動しています。
○「朝倉の水車群」福岡県民俗文化財として昭和42年県指定(平成2年に解除)
○「堀川用水及び朝倉揚水車」平成2年史跡として国指定
※参考:昭和63年歌会始預選歌「三連の水車まわりて筑後野の田毎に満る水かがやげり」(福岡市在住江口富士子氏)


くわしい情報
朝倉市
http://www.city.asakura.lg.jp/sighseeing/yamada.html
朝倉町観光協会
http://www.asakura-town.jp


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