疏水名鑑
疏水百選とは 候補一覧〜投票 日本疏水紀行 選考委員紹介 キッズサイト 情報一覧 ランキング リンク FAQ サイトマップ お問い合わせ
疏水名鑑
疏水とは何か
疏水で形成されてきた日本
日本の河川の特異性
地球10週分の水路網
疏水の様々な機能
疏水の現在
疏水の現在
前ページで見てきたように、疏水は、食糧生産だけではなく、
国土や環境の保全においてたいへん重要な役割を果たしています。
この国を潤す地球10周分の水路網。それは鉄道や道路と同様、国民共有の資産と言えるのではないでしょうか。
しかし、残念なことに、疏水を取り巻く環境は、いま大きな曲がり角を迎えています。国民共有の資産である疏水は、これまでほとんど農民の手によって維持管理されてきました。水路周辺の草刈り、泥の浚渫、ゴミ拾い、破損個所の修復…。
その農家の割合は、すでに農村の中の1割程度に過ぎなくなっています(全国平均)。しかも、そのほとんどが他に勤めを持つ兼業農家。山林の手入れなどは、とても望めそうにありません。
そして、川の上流部の中山間地域の農村では過疎化・高齢化が進行し、担い手もないまま、条件の悪い耕地はどんどん放棄されていきつつあります。このままいくと10年後には深刻な事態となることが確実視されています。
高齢者(65歳以上)割合の推移・耕作放棄が増加している理由(水田)
M県M市T地区の10年後をみると、75才以上の高齢者の耕作する農地が地区の約半分を占めることとなり、地域の共同管理作業の粗放化や耕作放棄地の増加が懸念されます。
国民共有の資産である疏水。その役割を維持し、美しい景観と国土を次世代へ継承するためには、農村のみではなく、地域住民や都市部の人々も含めた国民全体で保全活動に取り組むことが必要です。
■関連資料
農地・水・環境保全向上対策ウェブサイト(外部リンク)
疏水百選選定委員会配付資料(PDFデータ)
back